三言くらい言いたい

気になった事柄やニュース等を、ピックアップして、短く紹介します。

共産党は、「確かな野党」ではなく「確かに野党」でした

10/8のネットでの党首討論で志位委員長が、各党から総攻撃を受けて、立ち直れなくなるんじゃないかって位、ダメージを負っていました。

特に、憲法9条と自衛隊との関係ですが、安倍総理からの「共産党は自衛隊は違憲と言っているが、共産党が政権をとって、志位委員長が総理大臣になったら、自衛隊は違憲と言うのか?もしも違憲と言ったら自衛隊は直ちに違憲となってしまいますが?」との問いに、「共産党は自衛隊は違憲と考えているが、もしも共産党が参加する政権が出来ても暫くの間は認める」と、政権をとったら、いきなり憲法を無視すると言い出しました。

共産党の考えとしては、「憲法9条と自衛隊は両立しないと考えている」「自衛隊を直ぐになくす事は出来ない為、自衛隊がなくても安心な世の中を作って自衛隊を無くす」「共産党としては違憲と言っているが、共産党が参加する政権が出来たとしても、自衛隊を直ちに違憲とする事は出来ません。暫くの間、合憲という解釈をする事になる。国民的な合意を得てから違憲という判断になる」という主旨の事を発言しました。

共産党の考えでは、「国民的な意見で合憲か違憲かが決まる」と考えているようです。その考えであれば、自衛隊は国民的な意見としては必要となってますので、共産党の考えに従っても、自衛隊は合憲になるんじゃないですかね?

途中で解釈をかえる事についても、共産党はじめ野党は、自民党が集団的自衛権の解釈を変更した事も問題にしているんじゃないですかね?

いずれにしろ、「党としては違憲と考えるが、参加する政権では合憲とする」らしいですが、こんな重要なところの憲法解釈が間逆な政権に参加する気でしょうか?

公明党・山口代表が、共産党が自衛隊は違憲とする考えを持っているのであれば、「共産党が違憲と言い続けないと、国民の意識はかわらないと思いますよ」と、志位委員長に言ったときには、先生が出来ない生徒に対してため息をつきながら指導するような感じで、笑ってしまいました。

共産党は、過去の選挙で、「確かな野党」が必要と訴えていましたが、これでは「確かに野党」もしくは「確かに永遠野党」です。

この議論に付随して、立憲民主党の枝野幸男代表は、安倍総理の「自衛隊は憲法学者が違憲と言っているから憲法を変えたい」といった主旨の発言に、枝野代表は、「憲法学者は普通の国民的意識とは違った反応が出てくるのはありえるから気にしなくていい」といった事を発言しました。安保法制の際に、憲法学者が安保法制は違憲だと言った時には、与党を総攻撃して、国民的意識とかけ離れた違憲法案だと言いましたよね?

二枚舌すぎます。安倍総理も負けずに二枚舌ですが、こういった事を平気で言えないと政治家にはなれないんでしょうね。

ただ、一番やばかったのは、社民党です。

司会者から社民党は発言が少ないと話を振られると、苦笑してまともな意見をいえないって、飲み会じゃないんだから。。

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