民進党代表戦 前原氏と枝野氏を比較
蓮舫氏の実質二重国籍問題での辞任を受けて、9月1日に民進党臨時党大会が開かれ、民進党の新代表が決定します。
→9/1追記:前原氏が新代表に選出されました。
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立候補者は、前原誠司衆議院議員および、枝野幸男衆議院議員です。
前原氏は保守、枝野氏はリベラルからの支持を受けている事からもわかるように、この2人は同期で年齢も近いですが、かなり考え方に違いがあります。
ちなみに、年齢はいつも何となく勘違いしていて、確認するたびにそうだったと思うんですが、前原氏のほうが2歳上です。
- | 前原 誠司 | 枝野 幸男 |
---|---|---|
誕生日 | 1962年4月30日 | 1964年5月31日 |
出身 | 京都府 | 栃木県 |
選挙区 | 京都1区 | 埼玉5区 |
出身校 | 京都大学法学部卒業 | 東北大学法学部卒業 |
初当選 | 第40回衆議院議員総選挙 (1993/7) |
第40回衆議院議員総選挙 (1993/7) |
あだ名 | 口だけ番長 (言うだけ番長) |
えだのん ネロ(枝野寝ろ) |
外国人参政権 | 賛成 | 賛成でも反対でもない (自治体が決めること) |
座右の銘 | 至誠 天命に生きる | 以和為貴 (和を以て貴しと為す) |
趣味 | SLの写真撮影 野球 ドライブ |
カラオケ |
好物 | 鰻 たまご焼 麺類 |
納豆 |
憲法改正 | 改憲 | 加憲 |
労組との関係 | 関係見直し | 連携強化 |
共産党との関係 | 共産党嫌い | 共産党と連携 |
都民ファーストの会との 連携 |
可能であれば連携 | 慎重 |
原発ゼロ | 2030年代の目標堅持 | 2030年代から前倒し |
経済政策 | 様々な世代へ現物給付を行う。公共投資で、雇用を増やす。 | 格差拡大で消費が低迷している。中間層以下を底上げ |
消費増税 | 政策には財源が必要な為、消費増税は必要。 | 消費不況が続いている為、今は上げられない。 |
野党共闘 | 理念・政策が合わない党の協力は出来ない。全ての選挙区に候補者を立てる。 | 他の野党と候補者を一本化して自民党を倒す事が必要。 |
推薦人 | 阿部知子 大島敦 北神圭朗 黄川田徹 菊田真紀子 小宮山泰子 篠原孝 原口一博 古川元久 伴野豊 牧義夫 松木謙公 松野頼久 鷲尾英一郎 渡辺周 足立信也 風間直樹 川合孝典 古賀之士 小林正夫 桜井充 榛葉賀津也 牧山弘恵 増子輝彦 柳田稔 |
赤松広隆 逢坂誠二 岡田克也 菅直人 近藤昭一 佐々木隆博 辻元清美 寺田学 中川正春 長妻昭 西村智奈美 横路孝弘 相原久美子 有田芳生 石橋通宏 江崎孝 大野元裕 斎藤嘉隆 芝博一 杉尾秀哉 徳永エリ 那谷屋正義 鉢呂吉雄 |
重点政策 | ・野党第一党の責任として徹底して長期政権の政治や行政のゆがみを正す。 ・All for Allの理念のもと「自己責任社会」と決別し、自由、共生、未来への責任を旨とした将来の社会像・国民の選択肢を明確に示す。 ・挙党体制を構築し国民に期待され信頼される執行部をつくる。政策論議や国会運営、選挙対策等において我が党の主体性と主導権を確立する。 ・民進党の掲げる理念・政策の旗のもと、あらゆる勢力との協力関係を構築する。 |
・『多様性を認め合い、困ったときに寄り添い、お互いさまに支え合う。』そんな日本を目指します。 ・医療、介護、子育て、教育を支援し、賃金底上げで可処分所得を押し上げ、消費を拡大、経済再生にもつなげます。 ・一日も早い原発ゼロを目指します。再稼働は、その前提条件が満たされておらず、認めることはできません。 ・専守防衛を逸脱した集団的自衛権は認めません。これを前提とした憲法9条の改悪と、徹底して戦います。 |
プロフィール | 1962年生 京大法卒 松下政経塾、京都府議を経て1993年衆議院初当選(連続8期) 党代表、国交、外務、国家戦略、内閣府特命担当大臣等を歴任 現在、党・尊厳ある生活保障総合調査会会長 |
1964(昭和39)年生まれ。87年東北大学法学部卒業 91年弁護士登録、93年衆議院議員初当選、以後8期当選。 行政刷新担当大臣、内閣官房長官、経済産業大臣、民主党幹事長、民進党幹事長などを歴任。 |
プロフィール引用元
https://www.minshin.or.jp/leadership-election2017
前原誠司氏
自民党といわれても違和感がないほど、自民党と同じ考えを持っている政治家で、安倍首相とも仲が良いと言われています。
堀江メール問題や、八ッ場ダムの対応での頭の硬さは問題がありましたが、政治家としては評価出来るんじゃないでしょうか?
いいところは、是々非々で発言できる事でしょうか?
ただし、産経新聞から言うだけ番長とか口だけ番長とか言われるだけあり、口だけの傾向が強いですが、政治家なんてそんなものといえば、そんなものですね。
もしも代表となったら、前回代表を務めていたときからの成長を見せて欲しいのと、政界再編を実現して、民進党(民主党)のような野合ではなく、自民党に対抗できる保守政党を作って欲しいですね。
枝野幸男
校内の弁論大会で3年連続優勝したらしいですが、確かに弁は立ちますね。
リベラルと言われる事が多いですし、私の考えとは違う事は多いんですが、言ってる事ややっている事には理念を感じる事が多いですし、仕事は出来そうな感じはする為、違う考えを持っている私としては、違う方向にいろいろと物事が進みそうで、逆に怖いですね(笑)
枝野氏が代表となった場合、民進党の保守派の離脱が更に進む可能性がありますので、こちらも政界再編に進む可能性がありますね。
最後に
前原氏、枝野氏のどちらが民進党代表になったとしても、まずはいい野党を作って欲しいですね。いい政治には、いい与党も必要ですが、いい野党も必要です。今の自民党がいい与党かどうかは置いといて、まずはいい野党を作って下さい。