アメリカ 核先制不使用宣言見送り?
「ニュースピックアップ」で今日のニュース概要をお伝えしますので、お時間がない方はそこだけでも目を通して下さい。お時間がある方は、その後の「ニュースリンク&コメント」にも是非目を通してみて下さい。
【ニュースピックアップ】
・アメリカ 核先制不使用宣言見送り?
→オバマ大統領が検討を行っていたという、核先制不使用宣言を見送る可能性が高くなったとのこと。
・2017年度予算概算要求 3年連続100兆円超え
→財務省が、2017年度予算の概算要求が今年も100兆円超えた事を発表しました。
・蓮舫氏 二重国籍問題で会見
→民進党代表選中の蓮舫氏が二重国籍問題で会見を行い、二重国籍状態について「いまなお確認が取れない」と述べた。
---------------------------------------------------
【ニュースリンク&コメント】
・アメリカ 核先制不使用宣言見送り?
オバマ大統領が検討を行っていたという、核先制不使用宣言を見送る可能性が高くなったとのこと。核先制不使用宣言による、抑止力低下を懸念し、日本を始め他の同盟国から反対の声が上がっていましたので、日本人としては歓迎すべきニュースでしょうか?
本当は、唯一の被爆国である日本人としては、核先制不使用に賛成をして、早期の核兵器廃絶を訴えなければならないのでしょうが、現実問題、日本がアメリカの「核の傘」に入っている事により、戦後の日本は平和を保ててきたのは紛れも無い事実です。
また、日本は「核の傘」に入りながら、北朝鮮の核兵器保持を非難しなければならない矛盾もあり、本当に難しい問題ですね。
・2017年度予算概算要求 3年連続100兆円超え
財務省が、2017年度予算の各省庁の概算要求の総額が今年も100兆円超えた事を発表しました。概算要求とは、各省庁が来年度いくら使いたいかを財務省に提出する事をいいます。
高齢化による社会保障費増加や、国債の利払い等が膨らんでいると記事では書かれていますが、それを理由にして、毎年毎年こんな事をしていて、2020年にプライマリーバランスを黒字に持っていけるは思えません。
もちろん、社会保障費増加は、現在の日本の状況から直ぐに改善ができるものでありませんし、経済対策を行わなければいけない事もわかりますが、それでもこれでは改善していこうという考えが見えてきません。
もちろん何かをかえるという事は、何かを犠牲にする事もあるでしょう。批判もでるでしょう。それを恐れずに進める事ができる政治家が出てきてほしいものです。
・蓮舫氏 二重国籍問題で会見
蓮舫氏は、31年前の17歳の時に台湾国籍放棄の手続きを行ったが、それで本当に放棄ができているかの確認が取れていない為、引き続きの確認と並行して、念のため、再度、放棄の手続きをを取ったとの事です。
まだ事実はわかりませんが、二重国籍は日本では違法で、それを政治家が守れていなかった事になります。その場合は、出直したほうが蓮舫氏の為にはよいかと思います。私自身は、まだそれほど蓮舫氏を政治家として評価はしていませんが、蓮舫氏から切れ味をとってしまったら、魅力がなくなりますので、その為にも自分自身に何かあれば、清く認めて出直しを求めます。
あと、そもそもこの問題に対して動きが遅いことは大きな問題ですね。