【民進党代表戦】前原新代表になって起きること
蓮舫氏の事実上の二重国籍問題による辞任に伴い、民進党は前原 誠司衆議院議員を選出しました。
投票の結果は、前原氏が502ポイント、枝野氏が332ポイントで前原氏の圧勝で、国会議員票だけではなく、国政選挙公認内定者、地方議員、党員サポーターの全てで枝野氏を上回りました。
ポイント内訳
- | 前原誠司 | 枝野幸男 |
---|---|---|
国会議員 | 166 ポイント | 102 ポイント |
国政選挙 公認内定者 |
84 ポイント | 42 ポイント |
地方議員 | 115 ポイント | 94 ポイント |
党員 サポーター |
137 ポイント | 94 ポイント |
合計 | 502 ポイント | 332 ポイント |
今回、前原氏が圧勝したポイントは、共産党の扱いでしょう。選挙に勝たないと意味がないとはいえ、水と油以上に考え方に違いがある、共産党と手を組んで選挙を戦うのは、やはり無理があります。
仮に枝野氏が新代表に選ばれていた場合は、引き続き共産党との選挙協力を続けていくことになった為、民進党の保守派の離脱が更に進むのは間違いない状況でした。その為、自然に政界再編に進む可能性がありました。
ただこれは、前原氏が新代表に選出された事によっても保守勢力の結集を目指すでしょうから、政界再編に進む可能性は高いでしょう。そもそも民進党はこれ以上もちませんので。
前原氏といえば、産経新聞から「言うだけ番長」とか「口だけ番長」と揶揄されるくらい、口だけの傾向が強いですが、政治家なんてそんなものですし、野党なんだし、前原氏から威勢を取ったら何が残るんだって感じもしますので、このままでいいんじゃないですかね?
前原氏の仲良しの安倍総理も2回目、前原氏も2回目、成長している事を期待しています。
代表戦前に前原氏と枝野氏を比較したエントリーです。
newsgoro.hatenablog.com