三言くらい言いたい

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イギリスでブレグジットの信を問うための選挙実施

2016年の国民投票で、EUを離脱(ブレグジット)する事が決まった英国イギリスですが、今度は、EU離脱の信を問うために下院を解散して、6月8日選挙を行うことになりました。

イギリスも日本と同様に議院内閣制です。というか日本が真似をしています。そしてイギリスの下院は日本の衆議院のようなもので、上院よりも下院の議決が優先されます。任期も5年ですが、日本の衆議院のように、解散して選挙が行われる事があります。

それにしてもメイ首相はチャレンジしますね。このタイミングでやれば選挙に勝てる見込みがある為、勝ってEU離脱に向けての求心力を得たい考えのようですが、やはり昨年のEU離脱の国民投票を思い出してしまいます。

当時のキャメロン首相は、国民投票を行って、EU残留しようと思っていたにも関わらず、その賭けに負けてEU離脱となってしまいました。外野から見れば、離脱する気はないのにわざわざ国民投票なんてやらなければいいのにって感じですが、今回は逆で、EU離脱を推進するために選挙をやるようです。

もしもメイ首相の保守党が負けて野党が勝った場合ですが、英国民はEU残留を望む事となります。その場合は、また混乱です。

現在の予想では、与党の保守党がかつ見込みが高いと言われていますが、EU離脱の国民投票前は、EU残留の可能性が高いと言われていました。金融市場は、早速反応を示し、ポンド高となっていますが、保守党が勝って政権が安定するとの思惑でのポンド高のようです。

国民投票前は、EU残留間違い無しの思惑で金融市場は動いていましたので、結果が出た後は乱高下を繰り返しましたが、今回はどうなりますかね?

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