受動喫煙対策の例外規定で思うこと
東京オリンピックに向けての受動喫煙対策が、揉めに揉めてますね。
ちなみに、私はタバコ嫌いなんで、以下はタバコ嫌いの意見です。
現在の厚生労働省案は、原則建物内は禁煙(喫煙室の設置は認める)としていますが、飲食店の業界団体は反対を表明しています。
よく喫煙者の方(愛煙者の方?)は、禁煙席と喫煙席で分ければいいじゃないかっていいますが、例えば会社関係の飲み会は、禁煙席と喫煙席があるお店だとしても、喫煙者が少数派だとしても、喫煙席なんですよね。
飲み会は比較的に時間が長いため、そんなに長い時間、タバコを我慢できないって事ですよね?
こちらとしては、そんなに長い時間、タバコの煙を我慢できないんですが。。
ちなみに、社会人になって約20年の私の経験ですが、今までの仕事関係の飲み会で完全禁煙だったのは、妊婦の送別会の時のただ一回でした。
そして、愛煙家の方は知らないと思いますが、非喫煙者は、飲み会の後も、身体と衣服がタバコ臭くて耐えられなくなっている事を。
あと、副流煙を吸った後は、なかなか寝付けなくなってしまうって事も、知らないですよね。。
河野太郎衆議院議員が、「どれだけタバコを吸っている人間が、横に座っている人のことを考えてこなかったか。タバコを吸っている人間は胸に手を当ててきちっと考えてほしい。」といったような事を言われたらしいですが、その通りなんです。
だから、本当に勘弁してください、煙草の煙はと思っています。
やっとここから本題ですが、飲食店の業界団体が反対している事により、原則建物内禁煙について、例外を設ける事が検討されています。
例外規定として、主に酒類の提供を行う、小規模店(30平方メートル以下)は、しっかりと店頭で表示をするのであれば、喫煙を認めるといった事が検討されていると報道されています。
実は私はこれはいいんじゃないかと思っています。ただし、これが抜け穴となって、結局多くの飲食店で喫煙可とならないように厳格に運用してくれるのであれば。
よく議論の中で、世界の流れは、全ての店が禁煙だとか言われますが、別にそこを世界に合わせる必要は感じませんし、画一的なお店ばかりでは面白くありません。ちゃんと分煙ができるのであればいいです。
今は主に酒類の提供を行っているお店の多くは喫煙が可能です。その為、飲み会は喫煙可になるのが常識となっています。
それが逆になって、喫煙できるお店が少数派となれば、喫煙者がタバコ嫌いにもう少し気を使ってくれると思うんですよね。喫煙者が少数であれば、自然と禁煙の店がチョイスされる感じになると思いますので。
私はタバコ嫌いですが、別にタバコを吸ってる人が嫌いなわけではありませんし、逆にタバコで多くの税金を払ってくれてるありがたい存在だと思ってます。
私に煙が向かってこないんであれば、どんどん喫煙して下さい。
ちなみに、このルールが運用開始されて、例外規定の喫煙の店が出来たとします。そこに死ぬほど美味しい唐揚げがオツマミであっても、私は行きません。