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豊洲問題で、百条委員会設置が確実に

豊洲問題で、百条委員会設置が確実になりましたが、石原慎太郎氏が証人として呼ばれる見込みとなっています。石原慎太郎氏も、今のところ「どこへでも行きますよ」と言っていますが、本当に来るんですかね?

そもそも、「百条委員会」って何って所ですが、以下、Wikipediaからの引用です。

百条委員会(ひゃくじょういいんかい)とは、都道府県及び市町村の事務に関する調査権を規定した地方自治法第100条に基づき、地方議会が議決により設置した特別委員会の一つ(特別委員会の根拠条文は地方自治法109条)。
地方自治法第100条第1項には「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる」(一部抜粋)との条項があり、この権限は議会の百条調査権とも呼ばれる。
百条調査権の発動に際しては、証言・若しくは資料提出拒否に対し禁錮刑を含む罰則(同条第3項)が定められており、国会の国政調査権(日本国憲法第62条)に相当するものである。議会の議決にあたっての補助的権限、執行機関に対する監視機能、世論を喚起する作用等を有している。
百条委員会 - Wikipedia

要は、地方自治体に関する事で、疑惑や不正が発生若しくは疑われる場合に設置されるもので、証言の拒否等があると、罰則もあるものとなります。

今回本当に百条委員会が設置されれば、東京都では、今回で7回目で12年振りだそうです。

12年前は、都の外郭団体が運営する専門学校の運営状況や補助金について適切だったか調べるために設置され、浜渦 武生(はまうず たけお)元副知事が証人として呼ばれ、最終的には辞職となりました。その前となると、更に35年前に設置と、そんなに頻繁に設置されるものでもありません。

ちなみに、浜渦元副知事は、今回も証人として呼ばれるようです。

近いところだと、徳洲会グループの問題で、5000万円がカバンに入る入らないで大騒ぎしていた猪瀬元都知事に対しても設置される事が決まりましたが、辞職してしまった為、実際には開催されませんでした。

舛添都知事に対しても、設置される動きはありましたが、最終的には自民党、公明党の反対により設置されませんでした。

今回の豊洲市場の問題について、百条委員会を開いて事実関係を明らかにしていく事は非常に重要な事ですが、先に、今後、豊洲市場、築地市場をどのようにしていくかを考える事に時間と頭を使ったほうが良いかと思います。

もちろん、開催されるのであれば、注目していきたいと思いますが、早いところ、市場問題の見通しを出して欲しいものです。

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