三言くらい言いたい

気になった事柄やニュース等を、ピックアップして、短く紹介します。

衆議院解散の与党の理由、反対の立場の野党の理由

事実上、解散する事が決まった衆議院ですが、今まで早期若しくは年内解散を求めてきた野党が、今度は解散を非難する側にまわるという、よくわからないようで、わかる問題が発生しています。

与党も野党もいろいろと解散の理由や、解散を非難する理由をいろいろ述べています。

例えば、安倍首相は「人づくり革命」と言っているようですし、野党は、「モリカケ隠し解散」とか、どちらもセンスがない事を言っていますが、結局は、下記のような感じですね。

【与党】

少し前は、逆風がすごくて、選挙を行っても惨敗する事が目に見えていた為、解散できなかったが、蓮舫参議院議員の二重国籍問題による代表辞任、山尾志桜里衆院議員のW不倫問題、民進党の分裂等で、逆風が追い風にかわってきた。

そして民進党の分裂、小池百合子東京都知事の都民ファーストの会の国政政党版の新党、民進党を離脱した細野豪志参議院議員の新党等の準備がまだ整っていない事により、早くやってしまったほうが、ベターと考えられる。

【野党】

野党に吹いていた追い風が逆風にかわってきた為、国会で森友学園・加計学園問題で更なる追求を行い、再度、自民党の支持率を落とすまでは選挙を行いたくない。

前原民進党代表のスタンスがよくわからず、野党共闘の調整が全くついていない。


といった感じでしょうか。

ただし、森友学園・加計学園問題での追求は、これ以上追求しても、安倍総理を追い込むところまではいけそうにもないように見えるんですが、どうなんでしょう。

これ以上追求しても、役人が勝手に忖度しましたねってところ位までしか持っていけない気がするんですが。

逆に、追求していた玉木 雄一郎衆議院議員が獣医師連盟から政治資金を受けていて、既得権益を守るために動いていると追求されてる始末ですから、これ以上やっても国会が停滞するだけではなく、民進党にとってもマイナスだと思うんですけど。

まぁとにかく、10月末には選挙となりそうな状況です。

自民党としては、現状の議席数よりは減ることは目に見えてますので、まずは自公での絶対安定多数を目指して、その上で、新党を含む改憲勢力で3分の2を確保できるかがポイントですが、安倍総理は、自民党として、どのラインを勝敗ラインにするんですかね?

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